アパレルメーカー時代の辛い思い出

大学を卒業後、中堅の婦人服アパレルメーカーに新卒で入社しました。

営業部に配属され、3ヶ月の研修後に都内担当の正社員に登用されました。

当時のアパレル業界はとても活況が有り、まさに作れば売れた時代でした。

専門店をはじめ、デパート・百貨店・ショッピングセンター等、特に婦人服売り場は破竹の勢いでした。

仕事内容は、毎朝商品をワゴン車に積み込み、一日取引先を回ると、夕方には車の中が空っぽになるほど売れていました。

帰社すると、今日納品したばかりの商品が電話やFAXで追加注文が入っており、すぐに明日納品出来るように準備をします。

午後7時過ぎになると、新しい商品が大型トラックで納品されて来るので、今度は地方営業担当者と一緒に、全国の取引先へ商品を出荷します。当時はパソコンもイン

ターネットもないので、納品伝票も送り状も全て手書きです。

午後10時頃に作業が終わりますが、それから商品整理や売上報告を行うので、毎日帰りは終電近い時間になります。

月曜日から土曜日まで毎日クタクタになって帰宅し、食事をして風呂に入ると、既に午前3時を回っています。

私の実家は千葉に有ったので、会社のある表参道までは通勤に約2時間かかります。その為朝7時には家を出ていました。祝日も、営業会議や商品会議がある為出社します。

また、新入社員の為、地方営業担当者がワゴン車で出張する際は、運転手として同行するので、日曜日の休日も無くなります。

アパレル業界は基本的に年に4回(春・夏・秋・冬)展示会が有り、都内及び地方等全国から取引先が来社されます。この展示会の前になると、通常の業務以外にサンプルの準備等で忙しくなり、更に残業が増えます。

展示会の前日は朝まで作業や準備をしているので、まず家に帰れません。展示会期間中も、夜は取引先と食事をする為、帰りが深夜になります。

また、季節の境目にバーゲンセールが有る為、取引先から販売応援の要請が入り、この時期は土日・祝日に関係無く毎日店頭で販売協力をします。

当時は若かったせいか何とか仕事が続きましたが、今はもう無理だと思います。