社会のルールをまるで知らなくて、恥ずかしかった事

高校生の頃アルバイトしていた全国チェーンの玩具店に、卒業しそのまま就職しました。

お店の店員さんという仕事が好きでしたし、楽しかったからなのですが、就職してから1年程経過して、大卒の新入社員と同じタイミングで、本社で研修を受けて欲しいとの事で、本社で1カ月程勤務となりました。

お店というのは狭い世界で、上司といえば店長だけ。

たまに本社から部長や課長等も来店しますが、数時間も居たら帰りますし、基本店長としか会話しないので、僕らは挨拶程度。店長とも高校生の頃からの付き合いの為、アルバイトの延長の様な気分で接していました。

恥ずかしながら社会人としてのマナーはおろか、ネクタイの絞め方さえ知らないままで本社研修に臨み、沢山の恥をかきました。

まず初日、何も考えずお店の制服を着て出社してしまい、当然他のみんなは全員スーツの為、思い切り浮きました。

また、役職者の方の席を廻って挨拶をする事もなく、社長が居ても話し掛けずにそのまま通り過ぎる等、もう今考えても恥知らずが過ぎて目まいがします。

夜の宴会でも、上席の方々にお酌周りをしない、座る席を考えない、挙句は社長が上座で話している時に、皆は箸を止めて静かに聞いているのに、僕は全く空気を読まずに普通に飲食を続けて、後で部長にまとめて叱られました。

その後はなんとか皆の様子を窺いつつ、やり方を真似ながら覚えていきましたが、とにかく世間知らずのマナー知らずで失敗し過ぎて、恥ずかしくてその後何年経っても会議等で本社に行くのがとても苦痛でした。

本社研修は自業自得ながら辛い思い出ばかりでしたが、お店の仕事はとても楽しかったですね。

当時は初めて恋人も出来て、しかし僕はサービス業の為土日が休めず、金曜の夜にデートするのが慣習になり、朝まで遊んで一睡もしないまま、翌土曜日は朝から出勤、という事もよくやっていました。

若いからこそ出来た事ですね。

出来る事なら当時に戻って、数々の失敗をやり直してみたいです。

失敗は若いからこそ許されるものですが、やはり本人としてはいつまでも苦い思い出です。